ベランダから煙草のにおいがする。
近くの住人がベランダで吸っているのかな?
不快だからどうにかしたいんだけど…。
最近、暑くなってきているけど冷房をつけるには早いかな?と窓を開けて換気起する方も多いのではないでしょうか。
わが家も最近よく換気をするようになり、気になったことが。
「ん?くさい?」
リビングで過ごしているときに、定期的に不快な匂いを感じました。
そして、それが外からのにおいだと気付きベランダに出たところ「…タバコくさい」
小さな娘もいるため、「嫌だな~なんとかできないのかな」と思い、自分なりに調べ対応したことをまとめました。
わが家の場合は、以下の2点問題があったためそれぞれ対応策をまとめてあります。
①隣の部屋の住民のベランダでの喫煙
②近隣店舗の従業員の屋外の喫煙スペースが近くにあった
隣の住民のベランダでの喫煙
ベランダが臭くて、誰しも1番最初に疑うのが隣の住人がベランダでの喫煙ですよね。
失礼ながらこっそり隣のベランダを覗いてみました。ベランダに灰皿を発見。
対応したこと
①マンションの規定を確認
ベランダで喫煙禁止しているか、逆にベランダで喫煙を許可している文言はないかを確認。
私のマンションはどちらもありませんでした。
しかし、マンションのような集合住宅のベランダは「共用部」に該当するため契約書に「共用部は火気厳禁」とあれば喫煙は禁止です。
また、「火気厳禁」と明示されてなくても共用部の喫煙や騒音トラブルなど過度な迷惑行為があった場合、「不法行為」とみなすことが可能。精神的な被害を受けた場合には慰謝料を請求できるとのこと。(民法710条)
②マンションの管理人に相談
直接喫煙者本人と話をするのはリスクが高いため、まずはベランダでの喫煙の事実を管理人さんへ相談しました。その上で注意喚起を行ってほしいと依頼。
③マンションの管理会社へ直接電話
管理人へ相談してから2週間ほどたっても改善が見られず、張り紙などもないので、マンションの管理会社へ電話。注意喚起の張り紙を出すよう依頼。その2日後に張り紙が掲載されました。
改善状況
掲示板をみてくださったのか、管理会社から連絡があったのかは定かではありませんが、たばこの匂いの頻度が減りました。
ベランダの灰皿は撤去されているようでした。
一件落着、と思ったのは束の間、ベランダからまだ匂いがする?
しかも、しゃべり声も聞こえる…。今までは隣の住民のせいだとばっかり思い込んでいましたが、ふと視線をマンションの斜め下におろすと、近隣店舗の従業員が2人たばこを吸っていました。
いい加減にしてくれよ…。
近隣店舗の従業員の屋外の喫煙スペース
路上喫煙ですね。一応店舗の勝手口のところではありますが、道路に面した場所です。
対応したこと
①お店へ直接相談
とりあえず、ベランダが煙草くさいこと、小さな娘もいて困っていることを告げてみました。
個人ではなく、お店なので何らかの対応をしてくれると期待を込めて。
②区の道路管理課にメールで問い合わせ
改善があまり見られないようなので、区役所のHPから問い合わせフォームを利用して回答時に証跡が残るようメールにて問い合わせをしました。
【追記】現在問い合わせをしてから約一か月たちますが、何の返信のない状況です。
③厚生労働省の受動喫煙対策に係るコールセンター
2020年4月より受動喫煙防止法が制定。主に屋内の受動喫煙に対する罰則などが定められたものですが、厚生労働省のコールセンターがあったため電話してみました。
そこで確認できたのが
- 受動喫煙防止法で罰則が課せられるのは、屋内喫煙のみ
- 屋外の喫煙は条例により罰則することはできるが自治体によって異なる
- 区役所よりも保健所に問い合わせた方が対応してもらえるかも
とのことでした。
④保健所へメール
区役所からのメールの返信がまだありませんが、保健所にもメールにて相談しました。
すると翌日返信をいただきました。
その内容はおおよそ以下の通りでした。
- 健康増進法では屋内の喫煙と異なり、屋外の喫煙については法的な拘束力をもって指導できない
- しかし、喫煙者には望まない受動喫煙を生じさせることがないよう周囲の状況に配慮する義務がある
- 今回、該当店舗の店長に受動喫煙防止にかかる配慮義務について説明をした
- なお、この配慮義務には罰則規定はなく、区が強制的に喫煙を禁止させることができないのが現状
保健所から直接店舗へ注意喚起をしていただけたことに行動した意味があると感じています。
まとめ
私は各所問い合わせで、だいぶ疲弊したため同じようにお困りの方がいらっしゃいましたら
①マンション内の喫煙被害は、マンションの管理会社へ
②近隣の喫煙被害は、区の保健所へ
連絡されることが、1番手っ取り早かったです!
参考になれば幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。